S4 最終23位 受け構築

 

    

 こんばんは、haruと申します。今までは構築記事というものを書いたことがなかったのですが、今回はかなりよい結果が残せ、かつ自分でも気に入った並びが出来たので紹介したいと思い書くことにしました。レンタルパーティも張っているので、もし気にいれば使ってみてください。

並び

構築経緯

 今シーズンは受けよりの構築で戦いたいと初めから考えていたのですが、両受けのドヒドイデ、物理受けのヘイラッシャ、特殊受けのドオーの3体の並びはかなり早い段階から固まっていました。ただこの3体では身代わりアンコ型のツツミになにも出来ないためハピナスを、地面の一貫をきるためにカイリューを採用しました。

 最後の一体がなかなか決まらなかったのですがキョジオーンに強く、またドドゲザンやヘイラッシャにも強く出られる頑丈キョジオーンを入れて、6体の並びが完成しました。

個体紹介

ドヒドイデ@黒いヘドロ (さいせいりょく)

どくテラス H252 B84 D172(D↑S↓)

トーチカ/どくびし/どくどく/じこさいせい

 このドヒドイデとヘイラッシャは、前期受けルで結果を残されていたあめみやさんの努力値振りをそのまま使わせてもらっています。ハチマキセグレイブの地震をほぼ耐えるので、初手投げがかなり安定しました。

 再生力でサイクル性能が高く、トーチカ自己再生でターンを稼ぐ性能も高く、またトーチカでテラスの確認やこだわりポケモンの技のロックまででき、本当に最強のポケモンでした。このポケモンがしっかりと機能した試合はほとんど勝てたので、まずはドヒドを通せるかどうかから選出は考えていました。

 役割対称:どくの通るポケモン全てですが、ハバタクカミには積極的に投げるようにしていました。

ドオー@オボンのみ(てんねん)

水テラス HD252 B4(D↑C↓)

じしん/ステルスロック/どわすれ/じこさいせい

とくに説明することのない特殊受けドオーです。

シーズン終盤はほとんど出す機会がなかったのですが、序盤はコノヨカミクエスのような並びが多く、積みエースのクエスパトラに強く出れるのでよく出していました。最後はあまり活躍しませんでしたが、シーズン中盤までの順位上げにはとても貢献してくれました。

悪テラスで採用していたのですが、テラスを切るタイミングで格闘技が飛んでくることが多く、サイコショックやアシストパワーも抜群でなければ問題ないと判断し水に変更。使う機会がなかったので、悪のままで良かった気もしています。

役割対称:サーフゴ―、テツノドクガ、ジバコイル、クエスパトラ(瞑想アシパ型だと思われる場合)など

ヘイラッシャ@たべのこし(てんねん)

フェアリーテラス H252 B244 S12(B↑C↓)

ゆきなだれ/じわれ/まもる/ねむる

 最強のポケモン。積み技が脅威にならないためまもるが押しやすく、メガネハバタクカミの技をロックさせてから、ラッシャとドヒドで受けるのが非常に安定しました。コノヨザルのいのちがけを貰った後に、裏から出てきたセグレイブ相手に守る→テラスを切って眠るが成功する事が多く、本当に何度も助けられました。

役割対称:物理アタッカー全般

ハピナス@たつじんのおび(てんのめぐみ)

炎テラス BC252 D4(B↑A↓)

だいもんじ/十万ボルト/冷凍ビーム/たまごうみ

 テツノツツミ対策を引き受けてくれた救世主。hd方面にほぼ振っていないにも関わらず特殊はほぼ問題なく受けられ、物理すらそれなりに受けられる上に火力もあり、クッションとして最高のポケモンでした。

役割対称:特殊全般(テツノツツミ入りにはほぼ投げていました)

カイリューゴツゴツメット(マルチスケイル)

フェアリーテラス H244 B84 S180(B↑C↓)

じしん/ほのおのうず/アンコール/はねやすめ

 よくいる渦アンコカイリューですが、耐久を削って準速ガッサ抜きまでsに振っています。初めは地震の代わりに流星群を採用していましたが、単体としてならともかくこのパーティはドヒドの通らない毒、鋼タイプに強いポケモンは必須なため、地震に変更しました。カイリューミラー等には弱くなりますが、ドクガ、ジバコ辺りの面倒を見れるようになるので地震で良かったと思っています。

 todの頻発するパーティの性質上、無理やり数的有利を作ってくれるこのカイリューには何度も助けられました。

役割対称:物理、低速ポケモン全般(特にガブリアス、イダイナキバ、キノガッサ入りにはなるべく投げるようにしていました)

キョジオーン@おんみつマント(がんじょう)

虫テラス H252 B236 S20(B↑C↓)

しおづけ/じしん/じわれ/じこさいせい

 本構築に最後に加わった怪物。キョジオーンミラーにまず負ける事がなく、テラス込みならギロチンドドゲザン、ラッシャにも一方的に勝ってくれました。清めの塩と違い状態異常になってしまうのがネックでしたが、あくび、キノコのほうしのタイミングに投げなければ、まず対面からは打たれないので問題ありませんでした。

 テラスタイプは悩んだ末、岩と虫の相性補完の良さから虫を採用。地面、格闘、草を半減かつ、セグレイブの氷なども抜群を突かれないのは非常に優秀だったと思います。

 初めは地震の代わりに身代わりを採用していましたが、あまり打つ機会がなかったのと頑丈で1発なら何でも耐えられたので3ウェポンに変更しました。

役割対称:主にキョジオーンとその他の物理ポケモン

 

選出について

あまり決まった選出がないために、要点だけざっと書きだします。

基本的にはドオー以外の5体から3体を選出。ドオーは出す余裕があり、かつドクガやジバコ、サーフゴーが共に相手にいた場合などにだけ投げました。

大雑把に大別するならこのパーティは特殊受けのドヒド、ハピ、ドオー、物理受けのラッシャ、カイリュー、キョジオーンという並びになっているので、相手に物理アタッカーが多ければ物理受けから2体、特殊アタッカーが多ければ特殊受けから2体といった感じで選びます。ただドヒド、カイリューに関しては物理、特殊に関係なく相手を出来る性能をしているので、困った際はこの2体を選べば試合にはなります。

 選出の基本として

キノガッサ入りにはカイリューは絶対選出、地面の物理アタッカー入りにもなるべく選出

・テツノツツミ入りにはハピナスを選出

・ハバタクカミ入りにはドヒドイデを選出

・セグレイブ、コノヨザル入りにはヘイラッシャはなるべく選出

・キョジオーン入りにはキョジオーンは絶対選出

 の五つがあり、条件が重なりポケモンが出し切れなくなった場合は「テツノツツミをメガネ一点読みしてハピを出さない」「キョジオーンを清めの塩と思わせてキノガッサを処理する」など、どれか一つを切って対処していました。

 

あとがき

 4月からは色々と忙しくポケモンをする時間も減ってしまうと思うため、このシーズンで満足のいく結果が残せたのは本当にうれしかったです。

 初めてだったこともあり読みづらい記事になってしまったかと思いますが、ここまで読んでくれてありがとうございました。来シーズンがどうなるかはよく分かりませんが、4凶は全員どくが入るため受けでもやれそうかもとは思っています。

それでは。